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人間国旗の記録に挑戦

日本語のニュースでも出ましたが、カトマンズの広場で3万5千人が人間で国旗を作るギネス記録に挑戦しました。

2ヶ月ほど前から、一般参加者の募集があり、記念に家族にもエントリーをすすめていました。面接と寄付の条件があり、当日は朝6時集合です。なんやかんやで家族は誰も参加しなかったのですが、大きな記録を塗り替えるか?という日なので、当日現場に行ってみました。雨が降ったらこのイベントはおしまいでしたが、お天気は曇り空。参加者には好都合です。

午前8時過ぎ、かなり形は出来上がってきていましたが、とても巨大なので広場外の歩道橋の上からでは全景をうまくカメラに映すことができません。目標人数の入場が終わったのは当初の終了予定の9時を回った頃でした。一人ひとりがポジションについてじっと完成を待ちます。

ずっと立ちっぱなし、だんだん痺れが切れてきてざわついたりしていましたが「記録に向かってがんばろう!ネパール!」と司会者が鼓舞して盛り上げます。完成からしばらくして撮影のヘリが上空にやってきたときが感動的でした。ちょっと間の抜けたネパール国歌が流れて、いよいよ終わりに近づいたところにロックなBGMが流れ、ヘリが去っていくと同時にバンザーイ!!と持っていたプラカードを空高く投げて、喜び合いました。
最初は本当にできるのかな?と思っていたので、これは感動的でした。

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出来上がった国旗の航空写真は、白い太陽と月が配置されている部分がなんだか惜しい;所々ゆがみや穴あきが見えますが、とりあえずはできています。四角形でない形の国旗をよくここまで再現しました。この記録がギネスに認められるといいですね。

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憧れの絵師との対面

あるギャラリーでタンカ(仏画)絵師のテンジン・ノルブ氏のトークイベントが開催され、子どもたちを学校から早退させて行ってきました。ネパールの極北西部ドルポ出身で、天才画家と言われる超有名人。あの「徹子の部屋」にもご出演なさった方です。

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彼の絵(高くてとても手が出ません)に魅了されてしまう私にとってはまたとない機会。以前、ごく近所で行われた最新作の展示発表をミスして後悔してたのです。もう、会ったら涙がでてしまうかも?というくらい。

有名になった背景としてフランス人写真家、映画監督のエリック・ヴァリとの出会い、ドルポという厳しい環境下での暮らし、幼少期のお話など、あっという間の2時間!メモと写真を取りまくり。

この日のファッションテーマ(?!)は「ドルポ」でチベット民族衣装を着て行ったので「いいですねー」とお褒めの言葉を頂きました。その格好で子どもたちのお迎えにいったので、先生たちが「あれ、まぁ、今日はどうしたんですか?あ、ロサール(チベット新年祝賀)ですね」と勘違いされ。(ギャルポロサールは来週)

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子どもたちにとっても興味深く、ネパールの貴重な社会を知る機会となりました。もちろん記念撮影とサインも頂きました。午年にぴったりの馬!!家宝にしたいとおもいます。