当地では4月ごろから蚊が出没しはじめ、電気がないながらも(現在計画停電1日10時間)コンセントに差す蚊取りリキッドを使っていました。 本当は使いたくないものなのですが、刺されるとかゆいし、羽音で眠れないので仕方なしに。 すると子どもに鼻水、頭痛の症状がではじめ、寝起きもよくありません。私も喉の痛みを感じはじめました。
そこでバザールで蚊帳を買おうと出かけ、あちこち探し回りました。 売られているのは中国、韓国製のものが多数で、妙にカラフル、レースが模様編み、フリルがヒラヒラで、刺繍があしらっていたりで、シンプルとは程遠いものばかりなのです。 カーテンのように部屋の中のスぺースを陣取るものなので、その存在が部屋の雰囲気を左右します。
何軒目かでやっと希望の白無地を発見!上部にお花の刺繍が入っていますが、そこは目をつぶって。 この刺繍があるために売れるのか?この刺繍の作業工程をなくし、ひとつでも多く生産しないのか?刺繍がないものを安めに売ったら売れ行きもアップするのではないか? ぶつぶつ考えながらも、今まで見てきたものの中では一番マシということで即決!
天井の一箇所にフープを吊って丸く広がるタイプにしました。 サザエさんの家で見かける四箇所に紐を張って長方形のタイプもありました。 形状を記憶したワイヤーがパッと広がってドームテント型のものもあるんですね。昭和初期?の食卓の上に置いてあった蝿帳の大型みたいなのです。
蚊帳を吊り下げる紐の長さを調節して、ベッド上にセット。 やはり白は涼しげです。刺繍も気にはなるものの最小限にとどめられているのでまぁ、よしとします。
子どもたちは帰宅して見るや、喜んでテンションアップ!用事も無いのに蚊帳に入っておやつを食べておりました。 「どうぞ入ってーー!寝てー」と呼ばれています。 この季節はこれから蚊帳生活を楽しむことにします。 破ったり、汚したりされませんように。