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涙の海老事件

ヒマラヤ山脈を北に有する内陸国ということで海はありません。瀬戸内海を目の前に、夏は海水浴、新鮮な海の幸はどこからともなくタダで頂けるという環境で育った私はネパールに移り住んでホームシックとは言わないまでも、海と魚介類は恋しい。

子どもたちもお寿司や焼き魚は好きなので、沢山食べさせてあげたいのですが、高い割りに冷凍解凍を繰り返し霜でガチガチになったようなものが売られているのを見ると、売場を後にしてしまいます。先日、夕食時に夫がタイ料理レストランからお持ち帰りをしてきました。←知人のお店で度々お世話に預かっています。

海老の入ったグリーンカレーはちょっと次男には辛かったようで、長男と私二人で4尾の海老を食べてしまった後に「ボクの海老は?海老がない!ウワーン」と涙を流して泣き出しました。カレーは辛くても海老だけは食べたかったのだと。もう謝るしかありません。それにしても海老くらいで悲しい思いをさせてしまうことを惨めに思いながら「明日海老を買ってくるからね。なんぼでも食べてええよ」といって慰めましたが、こちらまでなんだか辛くなるではありませんか。

エビは空輸なので国内で入手できる肉類よりやはり高いんですが、ネパール人が最上級であるヤギの肉を食べるくらいの頻度で、私たちは海老や海の魚を頂いても罰はあたらないよな。などと小市民な考えをするのでした。

しかし、ネパール人がヤギを食べる頻度ってどのくらい?家庭によって大きく異なるし、ベジタリアンの家庭はもちろん食べない。貧富の差でも違うだろうし、毎日~年1回とか幅が大きそう。

我が家は「真土不二」という考えと経済事情を鑑み、ごくごくたまにということにしようと思います。

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グリルガスコンロを求めて

当地で購入して7年ほど使っていた魚焼きグリル付の三口(みつくち)ステンレスガスコンロ(まだ十分使える)を譲ったので、至急買い替えることにしました。同じようにグリル付を希望。なぜなら、停電が多いという理由でオーブンもトースターも持っていないから。魚はあまり美味しいものがないのでたまにしか買いませんが、いつもパンをトーストしたり、餅を焼いたりと便利に利用していました。

バザールにはイタリア製、韓国製などのガラストップのコンロ、四つ口、五つ口のデラックスなものなど色々ありましたが、魚焼きグリル付はなし。。。何軒も訪ねましたが「そういうのはだいぶ前に見たことがあるけれど、ネパール人は使わないし、汚れが溜まるだけなので売れないからもう入荷しないよ」ということでした。

同行した義妹によると「ガラストップのコンロは割れるから絶対にダメ!私のもすぐに割れたし、よそでも同じケースが3例はあったから。多機能なのもすぐ壊れるよ!」(ごもっとも)と忠告され、ガラストップは薄型でおしゃれ、掃除もしやすそうなので、どうぜグリルがないのならばこちらをとも考えましたが、思い留まり。

結局、汚れが落ちやすいようコーティングしてあるなリンナイ(インドネシア製)の二口にしました。時々レシピやお料理関連の撮影を我が家のキッチンで行うことがあるので、ピカピカ反射するステンレスの昔っぽいのよりは、ちょっとでも洗練されたものをと限りなくシンプルに。

パンをトーストできないのがちょっと不便ながらそこそこ満足して使用5日ほど、とあるスーパーに買い物に行った際、発見してしまいました!

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グリル付の三つ口ステンレスコンロを…。さらにその翌日にもまた違うスーパーの売り場で。あーーー。これだわ…。ゆっくり探す時間さえあれば、物は存在していたのに。と思うと悔しい。

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レモン+唐辛子=???

街へ出かけた際こんなものを持った男の子に出会いました。レモンと唐辛子を糸で連ねたもの、何でしょうか?

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使い方はこう。
小さな商店、大きめの店舗、オフィスや床屋などの間口にぶら下げているのを目にします。

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魔除けグッズといいますか、邪気を祓う、商売繁盛的な意味があるようです。そのほか神棚にお供えしたり、毎朝お香を焚くなど、こちらの人々は目に見えないものに対しての浄化や防御を怠りません。

萎びてくると効果がなくなるので、タイミングを見て適宜取替えるそうです。こういったものは、それぞれお店で自分で作ってるのかと思っていましたら、専門の業者?が居るのですねー!